川島北山町(かわしまきたやままち)は、岐阜県各務原市の地名。丁番を持たない単独町名である。
地理
各務原市の南西部の川島地区に属し、木曽川(木曽川本流)に接する。
町域の東部と南部は川島渡町、西部は羽島郡笠松町無動寺、北部は川島笠田町に接する。また、川島渡町、川島笠田町、川島緑町に囲まれた飛地がある。住宅の大半は東海北陸自動車道の東にある。
木曽川本流には東海北陸自動車道木曽川本川橋が架かる。
- 道路
- 東海北陸自動車道
- 県道93号川島三輪線
小字
※明治後期から昭和初期に作成された「羽島郡川島村大字ごとの字地図」による。川島北山町は当時の大字松原島北山分区であり、ここではその地域のみ記述する。
- 小屋場
- 道北
- 道南
- 古屋敷
歴史
江戸時代は羽栗郡円城寺村字嘉左エ門島(嘉左衛門島)であった。
1889年(明治22年)7月1日、町村制により羽栗郡円城寺村が発足。1890年(明治23年)1月に円城寺村字嘉左エ門島、字小屋場島は川島村に編入され、嘉左エ門島は川島村大字松原島字嘉左エ門島、小屋場島は字嘉左エ門島の一部なる。1911年(明治44年)に大字松原島に区制が施行され、大字松原島字嘉左エ門島が大字松原島北山分区となる。
1956年(昭和31年)10月1日に町制施行により川島町となると同時に北山町に改称。同時に北山町の一部(小屋場)は笠田町に編入される
2004年(平成16年)11月1日、羽島郡川島町が各務原市に編入されると同時に、川島北山町に改称する。
世帯数と人口
2024年(令和6年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
主な施設
- 神明神社
脚注
参考文献
- 川島町 編『川島町史 通史編』川島町、1982年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 21 岐阜県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001210-0。



