野田新町駅(のだしんまちえき)は、愛知県刈谷市野田新町一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA57。
運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。
歴史
刈谷市による当地への駅誘致は1989年(平成元年)頃より行われており、2003年(平成15年)3月に駅設置の合意が市と東海旅客鉄道(JR東海)との間で締結された。請願駅であり、事業費28億1400万円の全額を刈谷市が負担した。なお、駅名が決定するまでは暫定的に「刈谷新駅」と呼称されていた。
- 2004年(平成16年)8月7日:刈谷市と東海旅客鉄道(JR東海)が工事協定を締結。
- 2005年(平成17年)11月10日:駅建設工事が開始される。
- 2006年(平成18年)12月14日:JR東海が正式駅名を「野田新町駅」に決定。
- 2007年(平成19年)3月18日:東海道本線の東刈谷駅 - 刈谷駅間に新設開業。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。当駅には「CA57」が与えられた。
- 2020年(令和2年)
- 11月30日:JR全線きっぷうりばの営業を終了。
- 12月1日:集中旅客サービスシステム(現・お客様サポートサービス)の使用開始に伴い終日無人化。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。2024年(令和6年)3月16日の改正現在、普通電車のみが停車する。ホームは9両編成分の有効長が整備されている。エレベーターが駅舎に2基、自由通路に2基、多目的トイレが駅舎に1か所、自由通路に1か所設置されている。
刈谷駅が管理する無人駅である。駅舎内には自動券売機と自動改札機(TOICA対応)が設置されている。
線路沿いの非常に近い場所に住宅などが立ち並んでいるため、構造物のいたるところに視野選択ガラス(角度によって曇ったような色に変化するガラス)を採用し住民のプライバシーに配慮している。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
利用状況
「刈谷の統計」によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。乗車人員は年間利用客数を365(閏年は366)で除したものである。
駅周辺
- ジェイテクト東刈谷工場
- ブラザー工業刈谷工場
- 刈谷豊田総合病院東分院
- 愛知県立刈谷東高等学校
- 刈谷知立環境組合 - リサイクル施設・温水プールなど
- 国道419号
- 野田八幡宮
※ 知立市との境界にも近い。
バス路線
北口
「野田新町駅北口」停留所にて、以下のコミュニティバスが発着する。
- 知立市ミニバス
- 4コース(ブルーコース):アピタ・市役所南・知立駅方面
- 刈谷市公共施設連絡バス(かりまる)
- 6 東刈谷・逢妻線:逢妻駅南口 / 東刈谷駅北口
南口
「野田新町駅南口」停留所にて、以下のコミュニティバスが発着する。
- 刈谷市公共施設連絡バス(かりまる)
- 5 小垣江・依佐美線:小垣江駅東口 / 小垣江駅西口
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA 東海道本線
- ■特別快速・■新快速・■快速・■区間快速
- 通過
- ■普通
- 東刈谷駅 (CA56) - 野田新町駅 (CA57) - 刈谷駅 (CA58)
- ■特別快速・■新快速・■快速・■区間快速
脚注
出典
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 東海道線 (名古屋地区)
外部リンク
- 野田新町駅 - 東海旅客鉄道(JR東海)


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