Apache JMeter(アパッチ ジェイメーター)はApacheソフトウェア財団にて開発されているソフトウェアで、クライアントサーバシステムのパフォーマンス測定および負荷テストを行うJavaアプリケーションである。HTTPレスポンスの内容の妥当性を判定することもできるため、パフォーマンステストのみならず、機能テストに使用することも可能である。
当初はJakarta Projectにて開発されていたが、2011年にApacheのトップレベルプロジェクトに昇格した。
オープンソースかつ多数の機能を備えていることから、WebアプリケーションおよびWebサーバの性能測定に広く利用されている。
JMeterはHTTP以外にも次のサーバの単体テストとしても使うことができる。
- JDBCを介したデータベースJDBC
- FTP(File Transfer Protocol)
- LDAP
- Webサービス
- JMS(Java Message Service)
- TCP接続
- メール
JMeterはJMXを使ったモニタとしても構成できる。一般的に高度な監視ソリューションではなくアドホックなソリューションと見なされている。
JMeterは負荷生成 ("load generation") ツールに分類される。これはツールの全体的な解説ではない。JMeterは
- 可変パラメータ
- 受信データに誤りがないことを保証するアサーション
- スレッド単位のクッキー
- 変数の設定
- さまざまなレポート
をサポートする。
JMeterはプラグインアーキテクチャに基づいている。ほとんどの機能はプラグインで実装されている。プロジェクト外の開発者もカスタムプラグインを作成することで、ビルドせずにJMeterを拡張できる。
注釈
出典
関連項目
- パフォーマンステスト
- パフォーマンスエンジニアリング(英語: Performance Engineering)
- ソフトウェアテスト
外部リンク
- Apache JMeter - Apache JMeter™ (英語)



