『国民総参加クイズSHOW! QB47』（こくみんそうさんかクイズショー クイズバトルよんじゅうなな）は、2012年8月25日から2015年3月25日まで、NHK総合テレビジョンが不定期に放送していた双方向型のクイズ番組である。
概要
本番組はNHK番組たまご枠で放送開始された。同枠で5回放送された後は不定期の特番となり、全11回が放送された。
テレビのデータ放送とインターネットを使って、視聴者がクイズに参加できる。視聴者の成績はリアルタイムに集計され、各都道府県ごとの参加者の正解率で都道府県のランキングを決定する。クイズにはリモコン、ワンセグ、パソコン、スマートフォン、携帯電話から参加できる。
司会は東野幸治。スタジオには各都道府県出身のゲスト（全国を6ブロックに分け、各ブロック出身者4名ずつが出演）が招かれる。
当番組のシステムを利用して、2015年3月6日の「中国地方総参加クイズSHOW!QB5」、2015年3月13日の「東海北陸7県対抗!クイズバトル7×7」といった地域ごとのクイズ番組もローカル放送されていた。
ルール
基本的には視聴者の正解率で47都道府県をランキングする。
また、人口あたりの参加人数から各都道府県の参加率を算出し、参加率が高いほどジャンプアップボーナスが加算される。参加率を算出する際の都道府県の人口には推計人口が使用される。
最終的にはすべてのクイズの平均正解率とジャンプアップボーナスによってランキングを決定する。
第1回は北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の6ブロックにわかれて予選ラウンドが行われ、各ブロック1位となった青森、埼玉、福井、京都、鳥取、佐賀に、各ブロック2位によるワイルドカード決定戦を制した熊本を加えた7府県が決勝ラウンドに進出する方法、第2回と第3回は北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の6ブロックにわかれて予選ラウンドが行われ、各ブロック1位となった山形、群馬、富山、奈良、鳥取、鹿児島と、各ブロック2位となった青森、東京、石川、京都、島根、佐賀の計12都府県が決勝ラウンドに進出する方法であった。第4回以降は47都道府県が一括でランキングされる方式となった。
結果
第1回
- 放送日：2012年8月25日
決勝ラウンドの結果は右の表のとおりで、青森が日本一となった。
第2回
- 放送日：2013年1月2日
決勝ラウンドの結果は右の表のとおりで、富山が日本一となった。
第3回
- 放送日：2013年3月29日
決勝ラウンドの結果は右の表のとおりで、群馬が日本一となった。
第4回
- 放送日：2013年5月8日
上位13県の結果は右の表のとおりで、群馬が日本一となり、初の連覇を果たした。
第5回
- 放送日：2013年8月5日
上位12県の結果は右の表のとおりで、群馬が日本一となり、3連覇を果たした。参加率は富山が人口10万人あたり160人で最も多く、群馬が同149人、福井が同148人で続いた。
第6回
- 放送日：2013年12月5日
上位12県の結果は右の表のとおりで、鳥取が日本一となった。
第7回
- 放送日：2013年12月29日
上位12県の結果は右の表のとおりで、大分が日本一となった。
第8回
- 放送日：2014年3月19日
上位12県の結果は右の表のとおりで、福岡が日本一となった。
第9回
- 放送日：2014年9月27日
上位12県の結果は右の表のとおりで、山梨が日本一となった。山梨は前回最下位からの大躍進だった。なお、19:30〜20:43の放送予定だったが、御嶽山の噴火による番組編成変更に伴い、19:55 - 20:43の約50分の放送に短縮された。
第10回
- 放送日：2014年12月29日
上位12県の結果は右の表のとおりで、大分が2回目の日本一となった。
第11回
- 放送日：2015年3月25日
上位12県の結果は右の表のとおりで、奈良が日本一となった。
脚注
外部リンク
- 国民総参加クイズSHOW! QB47｜NHKオンライン - ウェイバックマシン（2015年4月7日アーカイブ分）
