オートルート A5 (モロッコ)

オートルート A5（Autoroute A5、高速道路5号線、アラビア語: الطريق السيار طنجة المتوسط - الرباط）は、首都ラバトと北部に位置する大都市タンジェを結ぶモロッコの高速道路である。別称はタンジェMED港=ラバト高速道路。

概要

A5号線はモロッコ北部と首都を結ぶ高速道路である。大部分が大西洋沿いを走っているが、ケニトラ -ラバト間のラバト環状高速道路はやや内陸部を走りラバト南部の終点でA1号線に合流する。ケニトラ - タンジェ間では高速鉄道のLGVが平行して走っている。

1995年1月6日に最初に開通したラバト - サレ間はモロッコで2番目に古い高速道路である。その13年後の2008年3月25日にラバト - 新タンジェ港間が開通し、2016年7月7日にラバト環状高速道路が開通し全線が開通した。また、ラバト環状高速道路の途中にはアフリカで最長の斜張橋のムハンマド6世橋が建設された。 A5号線の総事業費は約113億モロッコ・ディルハムである。