IEEE 802.11beは2024年9月に制定されたIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)の後継の無線LANの通信規格であり、Wi-Fi アライアンスにてWi-Fi 7として認定されている。ベースとなる技術は802.11axであり、2.4 GHz帯、5 GHz帯 に加え、6 GHzでの利用を想定し、静止状態および歩行者の速度での利用環境下をターゲットとしている。ドラフト版が2021年3月、2024年初頭を目処に確定版の仕様をリリースする計画となっている。
候補機能
標準化活動の中で提案されている候補機能の主なものは次の通り。
- 320 MHzの帯域幅と、非連続スペクトルのより効率的な利用方法
- マルチバンド/マルチチャネルの集約と操作
- MU-MIMOのストリーム数の拡張 (16)
- マルチアクセスポイント (AP) の調整機能
- ハイブリッド自動再送要求 (HARQ)
- 6GHz帯利用にあたっての米国規則への適応
- 低遅延のリアルタイムトラフィック (IEEE 802.11aa) のためのTime-Sensitive Networking (TSN) 拡張機能
- 4096-QAM (4K-QAM)
- 320/160 160 MHzおよび240/160 80 MHz帯域幅での通信
各世代との比較
脚注
外部リンク
- Wi-Fi CERTIFIED 7 | Wi-Fi Alliance




