中森明菜「ひとつめのサヨナラ」(なかもりあきな ひとつめのサヨナラ)は、1982年10月4日から1984年12月28日まで、文化放送の制作によりNRN系列各局で放送されていたラジオ番組である。

概要

本番組がスタートしたのと同じ1982年に本格的に芸能界デビューした中森明菜のパーソナリティによる番組。明星食品の一社提供。

主にフリートークとはがき紹介と音楽で構成されていた番組。本番組の台本は存在していたが、話す内容は明菜自身が決めていたとのこと。かける曲も明菜自ら選曲していたことが多かった。本番組がスタートしてからわずか3か月間で約4,000〜5,000通のはがきが集まっていたという。主なスタッフは、林宣昭チーフディレクター、当時同じ文化放送の番組『吉田照美のてるてるワイド』も担当していたハッピー鈴木ディレクター。

はがきは普通のお便りの他に、番組タイトルに因んで、リスナーの身の周りに起きた様々な「サヨナラ」体験(「ちょっとしたサヨナラ」「楽しいサヨナラ」から、「痛いサヨナラ」「ドジなサヨナラ」まで)を常時募集していた。1983年8月の時点では、毎週水曜日と木曜日ははがき紹介の日で、他の日は日替わりのテーマについてのことを話すフリートークの日。日替わりで話して欲しいテーマもリスナーから募集していた。はがき採用者には、番組特製トレーナー、または明菜のサイン入りの記念品が贈られていた。毎週金曜日の最後には、ギターの生演奏をバックに明菜が歌うコーナーがあった。

本番組のテーマ曲は、ボブ・ジェームスの曲『イッツ・オンリー・ミー』。

本番組終了から2年3か月後、『中森明菜の太田君がんばって!』で明菜は文化放送番組のレギュラーに復帰している。

放送されていた局

特記するもの以外は全て月曜日〜金曜日の放送。

  • 文化放送 (制作局):24:15 - 24:30
  • 北海道放送:22:25 - 22:40
    (1984年10月からの最後3か月間は、夜ワイド番組『夜はこれから』に内包)
  • 青森放送:22:35 - 22:50
  • 秋田放送:22:30 - 22:45 (1983年10月から)
  • 山形放送:23:30 - 23:45 (1983年10月から)
  • 東北放送:23:40 - 23:55
  • 新潟放送:22:25 - 22:40
  • 福井放送:22:30 - 22:45
  • 信越放送:22:30 - 22:45
  • 東海ラジオ:22:10 - 22:25
  • 和歌山放送:22:25 - 22:40 (1983年10月まで)
  • ラジオ大阪:22:45 - 23:00 (1983年10月から)
  • 山陰放送:22:30 - 22:45 (1983年10月から)
  • 中国放送:22:30 - 22:45
  • 四国放送:22:30 - 22:45
  • 西日本放送:22:30 - 22:45
  • 九州朝日放送:1983年10月から夜ワイド番組『PAO〜N ぼくらラジオ異星人』)内で放送 → 水曜 20:30 - 21:00(1984年10月から、30分の再編集版を放送)
  • 長崎放送:22:30 - 22:45
  • 熊本放送:22:30 - 22:45
  • 宮崎放送:22:30 - 22:45
  • 南日本放送:22:30 - 22:45 (1983年10月から)
  • ラジオ沖縄:22:30 - 22:45 (1983年10月から)

脚注

注釈

出典


中森明菜 ひとつめのさよなら③ YouTube

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