ロワール=エ=シェール県(ロワール=エ=シェールけん、仏: Loir-et-Cher、フランス語発音: [lwa.ʁ‿e.ʃɛʁ])は、フランス北中部の県である。サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏に属し、県名はロワール川 (Loir) とシェール川に由来する。
歴史
フランス革命期の1790年3月4日に設置された83県のひとつである。オルレアネ州とトゥーレーヌ州の一部、ベリー州、メーヌ州、ラ・ペルシュ州の一部で構成される。
地理
現在はサントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏に所属し、北でウール=エ=ロワール県、北東でロワール県、南東でシェール県、南でアンドル県、南西でアンドル=エ=ロワール県、西でサルト県と隣接する。
面積はフランスの県で31番目に大きい6314平方km。県内を流れるロワール川が、県都ブロワと西のトゥールや東のオルレアンとの交通を容易にしている。
主な河川にブロワが面するロワール川 (Loire) のほか、その支流のロワール川(Loir) やシェール川がある。
人口統計
出典: SPLAF et INSEE pour les années 2006 et 2007
観光
世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれる、ブロワ城、シャンボール城、ショーモン城、シュヴェルニー城、ポンパドゥール夫人ゆかりのメナール城など、多くの古城を擁する。
脚注
出典
外部リンク
- ロワール=エ=シェール県 (フランス語)
- ロワール=エ=シェール県議会 (フランス語)



